20年振りくらいで再会する方と会うために神戸へ。待ち合わせまでに時間があったので、これまた20年振りくらいに茜屋珈琲店へ向かった。
三宮へ行く途中、大きく様変わりした大阪駅に初めて行ってきた。浦島太郎状態。「ここから御堂筋方面はどこにいくのやろ?」といった感じだった。若い頃は新しいところに行きたくてしょうがなかったのに、こんなに変わってしまった大阪駅前にちょっと臆してしまった。
それに引き替え、三宮は震災以降どうも取り残された感が否めない。大阪駅ビルの新品具合と比較するものだから余計に古ぼけた感じに映る。特に茜屋のある阪急三宮の北側は、震災での被害が少なかったこともあり、20年前のままだった。確かこのあたりだったと生田筋に向かって歩くと。。。あった。

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神戸の喫茶店はなぜかこういう看板の店が多い。そして、生グレープジュースがあるのも共通している。狭い階段を2階に上って、ドアを開けると、時間が止まったように昔のままの店内だった。客は私を入れて4人。しばらくすると私だけになった。
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コーヒーを注文し、女主人と話す。昔もこんな風に話した。軽井沢にあった「茜屋」のこと、お盆が終って賑わいがが元に戻りまた静かになったことなど。そのうち適当に一人にしてくれて、心地よい時間を過ごす。
カフェでなく喫茶店。ここ以外にも、「JAVA」や「エビアン」や「ふるもと」など、港にコーヒー豆が入ることから神戸にはこういう喫茶店が多い。
ピカピカの大阪駅より、古ぼけた三宮にホッとするのも年をとった証拠か?
その後、再会の相手と会い、カウンターでキッシュとワインを出してくれるお店に連れて行ってもらい夜の9時半頃まで20年のつのる話をした。
ぶち犬たちは矢野先生に預けてきた。夜に迎えに行くつもりが、11時に家にたどりついたもののアルコールが抜けず断念。先生にお願いして朝一で迎えに行くことにした。
朝の7時に迎えに行くと、「話がちゃうやないか~」と言いたげなアテルイとモレだった。許してね。おかげで楽しかった。