今日から夏休みに突入。ずーっと行きたかった場所に行ってきた。
2年前の素敵な住まいを紹介するTV番組で見たお宅だ。大阪北部の能勢にあるメゾン・ド・プロバンスという輸入の雑貨やインテリア小物をあつかうお店で、カフェもやっている。
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もちろんお店にも心魅かれたが、もっと行きたかった理由は、番組で素敵なインテリアや外装の紹介の際にちらっと映った犬がどう見ても英セターだったからだ。
HPをみると、看板犬として、英セターと英コッカー2頭が紹介されていた。そして、最近の日記では英セターのタンタンが心臓の発作をたびたび起こしていると書かれていた。どうも、気になって早く会いたいと休み初日の今日行くことに決めた。
能勢は大阪では一番の高地なので、ウソみたいに涼しい。なんで今までこっち方面に来なかったのだろうと真剣に後悔するくらい、山あり川ありの自然に恵まれた素晴らしい場所だった。(私は大阪北部はまったく知らない)
ちょっと道を間違ったこともあって2時間半くらいかかっただろうか。ようやくたどり着いたら、どうも閉まっている風。お休みのお知らせに今日の日にちは入っていなかったので、勢い勇んで出かけたが、土日祝日のみの営業だった。
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そのことにまったく気付かずに、駐車場に車を止めて「なんで~」って感じで電話をかけた。「はよ、降ろせー」とぶち犬たちが吠えるものだから、看板犬達も中から吠え返す。
電話に出てくださったオーナーさんから休みと聞きガックリ。しかし、ちょっと散歩させてやろうかと思い「駐車場に停めて犬を散歩させて下さい」とお願いした。
こころよく承諾してもらい、ぶち犬を車から降ろすと、建物の窓からオーナーらしき女の人が顔を出し、「セターですねぇ」と声をかけてくれた。そして、満面の笑顔で階段を下りてきて下さった。
「うちにもセターがいましてね・・・」
「タンタン君ですね。会いたくて来ました」
「それが数日前に亡くなったんですよ」
「・・・」
14歳だったらしい。間に合わなかった。
でも、オーナーさんは
「うぁ~嬉しいわセターが触れて」
と、ほんとうにうれしそうにおっしゃって、アテルイとモレをくしゃくしゃに触ってくれた。腕に付いちゃったヨダレさえ懐かしそうに。
私の早とちりでお店には入れなかったけれど、行ってよかった。
ここは本当に素敵なところで、犬たちにとって最高の環境ではないかと思った。(だから14歳という長寿だったのだろう)
素敵な建物はオーナー夫妻の手造りというからすごい。犬のお家では遠目にインギーのゴグとピニョンが。
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その後、京都との県境を越えてるり渓まで足をのばし、山道を散策した。涼しくて静かで木の香りがして、ほんとうに素敵なところだった。今日、その後に会った二人の方からも犬には最高だからぜひ住んでくださいと言われ、少し心が動いた。
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タンタン君に会うことは残念ながらかなわなかったけれど、幸せな一生を送ったであろうことがよくわかった。「ここはいい所ですよ」とおっしゃっていたランチを食べたツリーハウスのご主人が「能勢を好きになってくださいね、また来てください」とおっしゃっていた。来てよかった。素敵な場所と素敵な人たちに出会えてよかった。これもタンタン君のおかげ。
バイバイ、タンタン。ありがとね、タンタン。